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--- WEB作成に必要な撮影画素数 ---

ほんの数年前まで100万画素を超えたデジカメが「メガピクセル」 ともてはやされましたが、今では携帯電話のカメラが200万画素という時代になりました。 プリントして“写真”にする場合、画素数は写真のクオリティを決める重要な要素に なりますが、WEB上で使用する場合はどうでしょう?せっかく“デジタル”なのですから、 感覚的に使うのではなくデジタルに解析してデジタルカメラを使いこなしましょう!

【テスト1】
最初に行ったテストは、画素数と記録画質のみ を変えて結果の変化を比較するというものです。プリントすることは一切考慮せず、ホーム ページに使用する用途に限定してテストを行っています。条件が変わらないように室内で三脚を 使って撮影しました。630万画素ファイン、630万画素ノーマル、280万画素ファイン、280万画素 ノーマル、160万画素ファイン、160万画素ノーマルの6種類を比較します。 それぞれの画素数と記録画質で撮影した画像を320×213ピクセルにリサイズし、 よりWEB上での使用に近付けるために軽めの圧縮をかけています。画像処理後のファイルサイズ は6枚全部同じで、リサイズ後59KB、圧縮後24KBでした。

カメラEOS 10D
レンズEF20-35mmF3.5-4.5(35mm)
撮影モードマニュアル
絞り数値F4.5
シャッター速度1/8秒
ISO感度400
ホワイトバランスオート
ドライブモードセルフタイマー
画素数630万画素→280万画素→160万画素
記録画質ファイン→ノーマル

630万画素/ファイン
3,072×2,048ピクセル/2,648KB
630万画素/ノーマル
3,072×2,048ピクセル/1,352KB
280万画素/ファイン
2,048×1,360ピクセル/1,370KB
280万画素/ノーマル
2,048×1,360ピクセル/678KB
160万画素/ファイン
1,536×1,024ピクセル/839KB
160万画素/ノーマル
1,536×1,024ピクセル/426KB

■結論■
上の6枚の写真を見比べても、区別が付きません。(-_-;) WEB上で 1辺が300ピクセル程度の画像を使う場合、160万画素以上で撮影することにあまり意味が無い という結論に至りました。画質もノーマルで充分です。 更に踏みこんで言うなら、「低画素数・低画質で撮るべき」と断言しましょう。メモリー容量内 での撮影可能枚数が多くなる上に、メモリーへの書き込み時間も短くて済み、バッテリーの寿命 も伸びます。また、撮影後の画像処理も軽快に出来ます。

【テスト2】
【テスト1】よりも大きな画像を使う場合や、大きな画像からトリミングして使う場合を想定 して、「630万画素/ファイン」と「160万画素/ファイン」の比較をします。 画像全体は載せられないので、320×213ピクセルでトリミングした部分のみを表示しています。 カッコ内の数値は、オリジナル画像に対する面積の比率です。

630万画素/ファイン
3,072×2,048→640×426(4.3%)
160万画素/ファイン
1,536×1,024→640×426(17.4%)
630万画素/ファイン
3,072×2,048→960×640(9.8%)
160万画素/ファイン
1,536×1,024→960×640(39.1%)
630万画素/ファイン
3,072×2,048→1,280×852(17.4%)
160万画素/ファイン
1,536×1,024→1,280×852(69.4%)
630万画素/ファイン
3,072×2,048→1,536×1,024(25%)
160万画素/ファイン
1,536×1,024→1,536×1,024(100%)
630万画素/ファイン
3,072×2,048→3,072×2,048(100%)
160万画素/ファイン
1,536×1,024→3,072×2,048(400%)

■結論■
高画質(630万画素)で撮影した画像の方がシャープネスが高く、 色調もはっきり出ているようです。この傾向は、画像サイズが大きくなるほど顕著になります。 大きなサイズで載せたい場合やトリミングして使いたい場合は、高画質(630万画素)で 撮影する価値があると言えます。でも、一番下の「400%」は勘弁してやって 下さい。(^_^;)

【編集後記】
これはテストですから静物を三脚で撮って いますが、実際にこの様な撮影はほとんどないと思います。良い写真を撮ろうと 思うことより、たくさん撮って良い写真だけを使うという考えが大切だと思います。 それを存分に出来ることが、デジカメの最大の魅力だからです。当サイトのレポート で使われる写真は、撮影枚数全体の10〜15%にすぎません。人の表情や場面の移り変わりは 一瞬のものです。「下手な鉄砲も数打ちゃ当る」、この偶然性が写真撮影の楽しさです。

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